Dレクターの執務室

手帳と文具と私生活

節分

節分の日に恵方と呼ばれる方向(毎年変わる)に向かって、黒くて太くて長く中に、たっぷりと白いものが詰まった固いアレを、無言で願い事をしながらほおばると、その願いが叶う、と言われている。昔からある行事のようだが、実はまったく違う。

 

本当は1970年代に大阪の海苔商人と寿司屋が、でっちあげた嘘伝統行事である。

 

海苔と寿司を売りたいが為の商人によって、言葉巧みにだまされた大阪を中心に伝統行事だと思いこんで今に至っている。

 

バレンタインや土用の丑の日とまったく同じ商法を利用しただけである。

 

しかし、これはまったくの妄想ではなく、実はちゃんとした起源が存在しており、それを、こじつけて行事にしたものである。

 

室町時代、惠法(えほう)という破戒僧が大阪を中心に名をとどろかせていた。

 

その理由は彼の陰茎が非常に黒くて太くて長くて固いとの評判で、それを武器に数え切れないぐらいの女性とアーンに励んでいたことだ。

 

このエロ坊主が相手した女性は1000人とも10000人とも言われている。

 

この惠法だが、当時としては変わった性癖をもっていた。

 

それは自分の陰茎を女性の下の口で食べさせるだけではなく、上の口で食べさせるのがとても大好きだったことである。

 

「おなごが口をもごもごさせる表情がたまらんのう」

 

と言っていたとの記述も残っているとか残っていないとか・・・

 

それだけなら、ただのエロ坊主の悪行だが、上の口で食べた女性は誰もが願い事がかなったと言われているからさぁ~~大変。

 

噂を聞きつけた女性たちが、われもわれもと惠法の陰茎を咥えようと殺到したとかしないとかで大騒動になったとか。

 

しかし、あまりの評判ぶりが陰茎が小さい男たちの嫉妬を買ったらしく、いつの間にか惠法は抹殺.されて、歴史の表舞台から姿を消してしまった。

 

そんな完全に忘れられたものを、突如、一般庶民に広めたのは先述の通り、大阪の海苔商人と寿司屋達である。

 

完全に都市伝説寸前となっていた、破戒僧惠法の話を全年齢向けに改造、たまたま惠法という名が、恵方と同じ読みであることを利用し、「恵方に向かって食べると願い事が叶う」というキャッチコピーで節分の日に大量に売り出したのが大ヒット。

 

恵方巻は、またたくまに節分の日の伝統行事となった。

 

なお、「なぜ節分の日なの?」ということだが、これは嘘話に信憑性を持たせるための嘘設定にすぎない。

 

毎日だとしたら「本当?」と疑われるが、節分の日だけ、ということろに限定したほうが信用されやすいことを知っていた大阪商人らしい考えである。

 

節分は豆まきだけではない。 恵方巻という行事もあるんだ!

 

と、最近になって急にコンビニ等で言いだし始めたのだが、近畿地方以外、そんな行事だ~れも知らない。

 

急に言われても、周りには願い事が叶った、という人は誰もいないから、誰も信用するわけがない。

 

じゃ~なぜ広まったのか、それはもちろん「男は誰だって美女が黒くて太くて長く中にたっぷりと白いものが詰まった固いアレを、女が無言でモゴモゴと、ほおばる姿を見たい」からである。

 

そうでもなければ、こんな嘘話に日本全国が乗っかるわけがない・・・よね?